2014年6月28日土曜日

シーズン前 富士山登山を守る人々

富士山の山小屋、御来光館のブログ。

こちらは、登るだけで、ヘロヘロなのに、雪かきまでするなんて。
こんなに縁の下で尽力してくれる方たちのおかげで、安全に登れるのですね。

感謝


http://www.fujisanblog.jp/goraikoukan/info.php?no=19

2013年8月11日日曜日

08_富士山よもやま  空からの富士山

東京から鹿児島への飛行機の中から、富士山をとらえた!。

やっぱりすごいね。

東京から鹿児島へ向けての飛行機なら、進行方向に向かって右側に座る。翼の上だと見えないので、前方か後方の席を利用。あと、時間によって、いろんな表情あり。
鹿児島から東京の場合は、当然進行方向の左側になります。




2013年8月4日日曜日

07_富士登山 吉田ルート の実体験 (写真集  下山)



これが富士山の火口。雄大だね。






360度パノラマ写真



15:00下山開始。延々こんな道。すっかり飽きてしまう。また、同じ体制で歩き続け、長時間体に負担がかかる部分が偏っているので、痛みがでる。つらい。


下山は砂利道で、石ころが靴に入りやすいので、靴からふくらはぎを覆うスパッツというものがありがたい。富士山登山で1回しかつかなわないのであれば、以下のようなのでも十分だった。




もちろん、長く使うならgoretex製のものがいい。

唯一変化ある高山植物。それにしても、風景も単調でつらい。

靴下はいいものを利用して、足のクッションを!


6合目からようやく緑の多い山道。18:00


曇ってたので、あまり景色をおがめなかったのだが、夕暮れ時少しだけ眺望が開けた。

18:40 5合目まで下山



美しい夕陽



今回は夕暮れまでに下山できましたが、夜間にかかることを想定して、ライトはもちろん用意しました。高いものではないので、絶対準備しておきたい

  




ここからまた、シャトルバスで、北鹿駐車場に。



途中温泉に入って、マイカーで帰りました。




このブログ目次(リンク)

00_富士登山を志す

01_富士登山の心構え





05_富士登山 吉田ルート の実体験 (タイムライン 全体の流れ)

06_富士登山 吉田ルート の実体験 (登山)

07_富士登山 吉田ルート の実体験 (写真集  下山)

06_富士登山 吉田ルート の実体験 (登山)



マイカー規制の時期なので、スバルライン5合目駐車場まではマイカーではいけない。河口湖近くの北鹿駐車場にマイカーを止めて、そこからマイカー規制中だけ走る臨時シャトルバスを利用する必要がある。始発の5時半に乗ったとして、スバルライン五号目駐車場発が六時半前。登山に12.8時間を要したとすると五号目に帰り着くのが7時過ぎかな。宵の口にかかるので、ライトは用意したほうがよさそうだ。

北鹿駐車場に到着するのが遅くなってしまい、6:15発のバスに乗った。一応5:30始発の30分おきの運行時刻表なのだが、シャトルバスを待機させてくれており、満員になったら順次出発という感じだった。45分のビハインドとなったが、スバルライン5合目駐車場から、7:10AM登山開始、6:40PM下山終了で無事登山を終えた。11.5時間(登山7時間+頂上45分+下山3時間45分)の全登山時間。ぎりぎり、日没前に下山できた。この登山は、全員初心者、女性を含む。




バスを降りると富士山がドーン。スバルライン5合目駐車場



本来は、ここでしばらく体を高山にならしたほうがいいいらしい。が、7時10分5合目を出発。




7:48
6合目までは普通にハイキングコースで結構楽だ。
でも、ここでペースを速めるとあとで高山病になりやすいという。
標高2400mくらいはあるので、ゆっくり歩いて体を高山に慣らす必要があるらしい。

パンツは軽くて、水に濡れたらすぐ乾いて、ストレッチ性があると動作がいい。
ひざから下をはずして、半ズボンにできるものもある。これだと、体温調整管理もできていい。
 


8:37
そろそろ7合目であってほしい場面。つらいけど、山小屋が多くて、安心かな。
靴は大事だとつくづく思う




怪しい雲。今回は雨には合わなかったが、富士山では必須の雨対策。やはり防水性、透湿性のあるgoretexがいい。


もちろんローコスト品もみられるが・・・その性能は?
  

10:53 8合目はまだか!
10:53こんな風景も目に入る。8合目を名乗る山小屋もでてきたかな。


11:38 やっと本8合目への階段。

つらいけど、山小屋が多くて、安心かな。



ステッキは絶対あったほうがいい。
それも縮むやつ。


 

11:54
8合目を過ぎて、ああ、先は長い。


陽射しが強い。
帽子は絶対必要。風にとばされないよう顎ひも付きで、汗かいても乾きが早いのいい。以下のものは調子よかった。デザインは、異なるが、同じようなもの。

    

ちょっと違うけどこれもよさそうかな?。

13:16 9合目付近?もう山小屋はない。酸素が減ったせいか、厳しい。15m歩いては、動悸が激しくなって、立ち止まって休憩。


13:56 おお!  山頂の鳥居が見えた。でも、ここでもあせらない。15mに一回は休憩。


トイレ行ったり、お参りしたり、なんだかんだで2:10




山頂だぜ!




にぎやか!






これが富士山の火口。雄大だね。






360度パノラマ写真



15:00下山開始。延々こんな道。すっかり飽きてしまう。また、同じ体制で歩き続け、長時間体に負担がかかる部分が偏っているので、痛みがでる。つらい。


下山は砂利道で、石ころが靴に入りやすいので、靴からふくらはぎを覆うスパッツというものがありがたい。富士山登山で1回しかつかなわないのであれば、以下のようなのでも十分だった。




もちろん、長く使うならgoretex製のものがいい。

唯一変化ある高山植物。それにしても、風景も単調でつらい。

靴下はいいものを利用して、足のクッションを!


6合目からようやく緑の多い山道。18:00


曇ってたので、あまり景色をおがめなかったのだが、夕暮れ時少しだけ眺望が開けた。

18:40 5合目まで下山



美しい夕陽



今回は夕暮れまでに下山できましたが、夜間にかかることを想定して、ライトはもちろん用意しました。高いものではないので、絶対準備しておきたい

  




ここからまた、シャトルバスで、北鹿駐車場に。

途中温泉に入って、マイカーで帰りました。


今回はいた靴。結構調子よかったです。
防水・透湿機能もついて高機能。何よりクッション性がよく、疲れにくいです。
かなりお買い得品だと思います。
2Eなので、私の足には少し幅が狭い。
1cm大きめのサイズを選んで、靴下2枚で調整しましたが、試したどの靴よりいい感じでした。


05_富士登山 吉田ルート の実体験 (タイムライン 全体の流れ)

北鹿駐車場に6時前に到着。本当はもっと早く到着して、5:30のバスに乗るつもりだったのだが、遅れてしまった。


そこで、着替える。
靴下2枚履きに靴をはく。
ズボンはポリ80%綿20%の作業着。半そでラッシュガード1枚で腰にネルシャツ(面100%)を巻き付けた。ここでは、しっかりした夏です。
ザックを背負って、バス停に。ここではトイレは無料。
バスは、基本的に30分おきの出発だが、待機してくれていて、いっぱいになると次々に発車してくれた。
もたもたして、6:00に乗り遅れて、さらに30分かあとため息をついていたら、6:15には出発。


6:15  バスで富士スバルライン5合目駐車場へ。
7時前には富士スバルライン5合目駐車場到着。

7:10 登頂開始

5合目から6合目は普通のハイキングコース。歩きやすい。くだりもあるので、ペースが速くなりがちだが、ここで急いではいけない。ここでは、「高山に体を慣らす」という大切な工程を消化する必要がある。ここでいそぐと、高山病になりやすいという記事がネットに散見される。

7:50 6合目到着

6合目から7合目は、登山らしくなる。また、体は温まり、一方、気温は下がるので、着ているものの調整に配慮。日射により感じる暑さと、空気の冷たさによる体の冷えは常に意識しておく。衣類は重ね着を工夫することで、調整しやすくなる。衣類もよく機能を知って計画性を以って行動する方がいい。

ステッキが片方でもあると、少し体重を預けられるのでありがたい。

9:30 7合目山小屋

7合目から8合目は、急な岩場もあり、とてもしんどい。吉田ルートは、山小屋が多く、休むのも椅子に座れるのでいい。

ステッキが片方でもあると、少し体重を預けられるのでありがたいが、急な岩場を登る場面では、邪魔にもなるので、縮めてザックに結わえつけて登った。こんな時、ステッキの収納袋などもあれば、要領よくまたしっかりと収納できるのでいいものだ。


11:45 本8合目3350m

8合目から9合目は、急な登り道の厳しさに加えて、酸素濃度の低さが、いくらか行動に顕著に影響を与えてきている。

めまい、眠気、動悸、息切れなど自分の状態をよく観察して、休むべきは休む。吉田ルートは、山小屋が多く、休むのも椅子に座れるのでいい。

9合目から、山頂まで山小屋はない。距離的には数百mなのだが、ほんの10-20m歩いただけで、息があがる、動悸が激しくなるなどの症状がでる。ちょっと歩いたら、休んでなんとか登頂できた。

酸素缶を吸引している人もちらちら見られる。



14:00 登頂
山頂に着くと、結構にぎわっている。お店もでており、楽しい感じ。余力のある人はお鉢めぐりといって、火口のまわりを歩くコースも用意されている。私たちは、今回は断念。
キーホルダーを買ったら、日付を刻印してくれる。店が出ていて、多くの人でにぎわっている。
火口を見る。雄大だ!。十分な達成感がある。

下山前には、トイレにいこう。かなり長い距離、トイレがない。



15:00
下山は途中まで、吉田ルートと須走ルート共有。途中分岐するので、間違えないように。下山は砂利道の急こう配を延々歩く。かなりつらい。単調で飽きるという精神面の苦痛もある。また、同じ調子で下るというのは、数時間同じ動作を繰り返すということになり、特定の筋力や関節へ負担が集中するとともに、下り坂で加速しがちなため体重の加力が大きく、身体的にも苦痛を伴う。
ここでも、こまめに休憩をとった。
得意な人は、かなりのスピードで降りて行けるようだ。


18:40
富士スバルライン5合目駐車場。夕陽が美しい。





04.00_富士登山の装備  総括

まず、登山のイメージをしてみよう。


登山は、もちろん自然道だ。さすがにかなりの距離、高低差を歩いていくので、砂利道、岩場、階段状の道など、登山道もバラエティに富んでいる。登山道と下山道は異なる道で、まったく異なった性状の道だ。つまり、ある場面で適した装備が、しばらく歩いていくと違ってくるということだ。

ポイントは、岩場や砂利道での登山、雨対策、暑さ対策、寒さ対策、熱中症対策、汗管理、直射日光対策、砂埃対策。
様々な場面に対応していくには、できるだけシンプルに、そして適切な道具を装備することだ。

素材は軽いものを重視。服装では、水や汗にぬれても乾きやすいポリエステル素材、ストレッチ性をもたせるウレタン素材などに注目。また、通気・防水・透湿性を持つGORETEXなどの素材は高価だが、それなりの価値もある。



04.00_富士登山の装備   総括
04.01_富士登山の装備   靴、靴下、スパッツ
04.02_富士登山の装備   ウェア
04.03_富士登山の装備   ザック
04.04_富士登山の装備   小物(時計、方位、気圧、照明、手袋、ステッキ)
04.05_富士登山の装備   飲食





このブログ目次(リンク)

00_富士登山を志す

01_富士登山の心構え





05_富士登山 吉田ルート の実体験 (タイムライン 全体の流れ)

06_富士登山 吉田ルート の実体験 (登山)

07_富士登山 吉田ルート の実体験 (写真集  下山)

04.05_富士登山の装備 飲食

食事はおにぎり4個を持って行った。梅おにぎりが結構いい。朝3時過ぎに朝食を食べたあと、9時頃におにぎり、そして2時くらいにおにぎり。間食も大事だ、ドライフルーツの梅やレモン、トマトが調子よかった。チョコレートこれも元気の出る食べ物として持っていきたい。はちみつレモンなどもあればいいだろう。水は500mlペットボトル3本。十分な量だ。山小屋や山頂でも購入できるが、値段が上がっていく。登山から下山まで今回は11.5時間。これくらいの食事があれば、途中で買う必要はない。でも、それだけ荷は重くなる。途中山小屋での一服も登山の楽しみなのだから、食事は山小屋でと考えたほうが、荷は軽い。その他、サプリ系で、朝出る前にユンケル皇帝液、登山前にアミノバイタル(顆粒)、途中アミノバイタル(顆粒)を飲んだ。

【トイレ】
トイレ各山小屋にある。5合目お土産屋さんのトイレで100円、途中の山小屋は200円、山頂で300円のチップ。大便器は水栓ではないが、ウォームレットも装備してありきれいだった。使用したティッシュは便器の中ではなくて脇の箱にいれる。チップなので義務ではないだろうが、きれいに維持管理してくれているので、快適な登山への協力としてしっかり払いたい。

【酸素】
酸素。缶詰酸素があるが、利用している人がいた。ネットでみていると効果を疑う記事も多かったので、私は、酸素は持っていかなかった。山頂に近づき、9合目に入る前くらいから、10-30m程度歩いたら、とまって2-3分休憩という感じでのぼっていった。山頂に近づいたらよりピッチを短くする。息苦しくなるというよりは、頭がぼーっとしたり、動悸がはげしくなったりするのだ。高山病に本格的になる前に、十分自己管理して登ろうという意志から、本当に牛歩でゆっくりと登った。酸素もあるといいかなと思う。まずは、ペースを上げずに、自分の体にどのような異変(動悸、寒さ、息切れ、意識、眠気、集中力等)がおこっているのかをよく監視して、適宜休みながらゆっくり重要だと思われた。